こんにちは、alwanです。
現地に暮らしているとなかなか観光名所に行かないものですが、昨日は仕事の合間に時間があったのでバヒア宮殿へ行ってきました。
バヒア宮殿は19世紀に建てられた宮殿で、モロッコ建築の傑作のひとつといわれています。1866年から1867年にかけ、モロッコ人建築家のEl Mekkiによって建てられたこの宮殿はSi Moussaというその時代に高官だった人のために建てられました。のちにSi Moussaの息子、Ahmed Ben Moussaも高官となるのですが、その際には多くの側室をこの宮殿に住まわせ、その中の一番のお気に入りの女性の名前にちなんで宮殿をBahia(バヒア)と名付けたのだそう。
イスラムの教えからすると、本来なら側室は皆均等に扱わなければいけないんですが、よっぽどお気に入りだったのでしょうね。
中庭を囲むように美しい装飾の部屋がある宮殿内。イスラム建築らしい建物のつくりです。
タイル、彫刻、扉の模様、天井の装飾などがとにかく美しい。
豪華で煌びやかというよりはモロッコらしい温かみのある宮殿。
窓や扉の装飾が好み。
天井の装飾が本当に凄くて見惚れていたら首が痛くなりました。
どこの天井も装飾が美しくて。
派手派手しいものではなく落ち着いた色彩がまた私のツボでした。
入館料は10dh(約130円)。※2018年2月現在
メディナからも歩いて行ける距離ですし、見る価値あり。
メディナの喧騒に疲れた方にもおすすめ。
私もまた時間があったらゆっくり訪れたい場所です。
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